果物はまず万病向きのお見舞い品ですが、病気によっては、それも制限される場合があります。
とくに胃腸病、糖尿病、腎臓病などは食事の制限が治療のたいせつな一部ですから、むやみに食べられないのです。
こういう場合に食べ物をお見舞いに持ってゆくなら、「ご看病の方で召しあがってください」とことばを添えて出すとよいでしょう。
逆に結核で長期療養している病人や手術後の回復期にある人、外科の患者などには、栄養のある食べ物、食欲をつける食べ物が喜ばれます。
病院の食事は変化に乏しいので、佃煮やのりなどがよいでしょう。
そんなとき私は、家で作った自慢のスープを魔法瓶に詰めて持参することにしています。
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