法要は、現在生きている人たちの〈祖先への感謝〉を表現したものです。
いま、こうして自分たちが生きているのは、直接には父母であり、遠くは累代の先祖の〈おかげ〉であるという気持ちの現われなのです。
祖先の供養をし、併せて亡き人の〈思い出の日〉とすることも大切なことです。
亡き人は、生きている者の思い出の中にのみ生きているのです。
「思い出して欲しい」
これはわれわれが死後に託す共通の願いではないでしょうか。
法要は法会、法事とも云って、故人や先祖の追善、供養のために行なう行事です。
亡き人の遺徳をしのび、感謝の心を捧げるために、たとえ形は簡素でも、敬けんで、心のこもった法要を営なみたいものです。
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