2017年9月アーカイブ

新婦の贈り物、待小袖の披露

嫁入り荷物のなかには、花嫁からの舅、姑への土産物もはいっていることになっていますので、親子杯がすみますと、それを披露したものです。

これに対して花婿の側でも、家の紋のついた衣服、つまり、昔でいえば待小袖(紋のついた袖の小さい日常の衣服)を、花嫁のために新調して待つのが儀礼となっていたのです。

土産物の披露の仕方は、給仕人が広蓋(フチのある漆塗りの大きなブタ)にのせて持ち出し、介添えはこれを受けとって舅、姑の前におき、新婦とともに一礼し、舅、姑はそれに注目して一礼します。

勇、姑からの贈り物も同じようにして、これを新婦の前において披露し、新婦は品物に注目してから一礼します。

小姑以下への土産物も、すべてこの形式にしたがったものですが、いまはそんなに儀式張らないでも、新しくお父さん、お母さん、きょうだいとなる人たちへの贈り物は必要でしょう。

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家庭で挙げる伝統的な披露宴は、いきおい"親類振舞の杯"、のかたちとなります。

親族杯のあと引き続き披露宴にはいるのがふつうで、この二つをひっくるめて振舞式とも呼ぶのですが、親族ばかりの振舞宴でないときは、一般の来客に上座を奨あるようにしなければなりません。

一同の着席を待って、新郎、新婦は媒酌人に伴われて座敷にはいりますが、本来は媒酌人夫婦を正座に、新郎、新婦が末座にすわるのが順序です。

しかし、それでは多くの来賓に見えなかったり、祝辞を受けるのに都合が悪かったりするときは、上座にすわることが多く、そのような場合、媒酌人は座敷の末座の中央で、つぎのように挨拶します。

「ちょっとご挨拶申し上げます。

新郎新婦は、もともと末座にすわるのが順序でございます が、ご挨拶の都合もございますので、ごめんをこうむりまして、上座をお許し願い上げます」

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