和食は盛りつけが美しく祝いの席にふさわしい

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料理は、もとは本膳料理が供されましたが、現在は、簡略化された会席料理が主になっています。

献立や順序は宴席によって多少違いますが、次のようなコースで組まれるのが一般的です。

(1)先付、(2)椀盛、(3)向付、(4)焼物、(5)焚合、(6)揚物・蒸物、(7)酢の物、(8)ご飯・味噌汁・香の物、(9)果物、(10)菓子、(11)お茶の順です。

披露宴などのような宴席では、最初からセットして並べられてあり、冷めては困るものだけをあとから運ぶ方法がとられます。

箸の持ち方は、中ほどを右手で取り、左手を下から添え、右手を下に回して持ち直します。

また、膳に置くときは箸置きに置きます。

汁椀は、左手をわきに添え、右手でふたを手前に持ち上げて取り、膳の右側に置きます。

汁をひとくち飲んだあと、実を食べるようにします。

和食に焼物(魚)はつきものですが、尾頭付の場合は、片面を食べたあと魚をひっくり返さず、箸で頭と骨と尾をはがしてから、下の身を食べます。

和食の場合、用意しておきたいものは懐紙です。

汚れを拭くだけでなく、料理を口に運ぶときや、小皿の代わりに受けたりするのにも便利です。

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