辞めるには「正しい理由」が必要

  • 投稿日:
  • by
私はほぼ10年単位で二度の転社を経験したが、これは当初からの予定の行動だったわけではなく、自分のビジネスマンとしての基本目標を達成する過程で、たまたま転社という行為が現われたにすぎない。

いったん転社願望に取りつかれると、よほど気をつけないとブレーキが利かなくなってしまう。

そこで、なぜいまの会社を辞めたいのか、冷静に分析してみることが必要である。

「正しい理由」とは、誰に聞かれても恥ずかしくない転社の理由である。

具体的には自分のキャリア・プラン(長期目標)にそった転社であることが望まれる。

私の二度目の転社の場合は、「トップになる」という最終目標を実現するためには、転社しかないと自分で納得してから転社した。

その結果、目標どおり四十五歳で社長の座に就いた。

JDPホールディングス株式会社