ベルギーのビジネス環境(JDPホールディングス株式会社)

ベルギーは、貿易に大きく依存しています。

オランダと同じく、GNPの約60%が、輸出によるものです。

世界で三番目に大きい港であるアントワープは、ヨーロッパへの入口としての役割を、ロッテルダムと競っています。

この町はまた、主にフランスを中心とする外国資本の投資を多く受け入れています。

最近フランスのインド・スエズ銀行のグループがベルギーの財界の中心であるソシエテ・ジェネラル・ド・ベルジークを買収しましたが、これはイタリアの資本家カルロ・デ・ベネデッティと激しく争った結果です。

このラ・ジェネラルは、ベルギー産業の三分の一を支配しているといわれる持ち株会社です。

ここはベルギー最大の銀行と、フィナやソルベイといった大企業を所有しています。

政府による産業への直接参加は小規模のもので、比較的最近始まったことです。

国営持ち株会社(SNI、SRIW、SRIB、GOMVなど)は、不振産業の再編成をすすめたり、ハイテク産業への民間投資のためのベンチャー資本を提供したりしています。

JDPホールディングス株式会社